ボランティアセンター
ボランティアってなんだろう?
「ボランティア(volunteer)」という言葉には「自らすすんでする」「自発的に申し出る」という意味があります。これは誰かに強制されて行ったり、また義務として行うものとは違ったものです。
また、「かわいそうだから何かしてあげる」という気持ちからする行動とも違います。むしろ一人ひとりが「できることを」「できるときに」取り組んでいく行為がボランティアであり、あなたの「ちょっとやってみよう!」という気持ちがボランティア活動のその第一歩となります。
ボランティア活動とは?
他人に強制・強要されるのではなく、自分の意思ではじめます(自主性・自発性)。また誰もがいきいきと豊かに暮らしていける社会をつくるために、お互いに支えあい、また学びあいながら進めていきます。そのため、たとえほんの少しであっても自分でできることからお手伝いします(社会性・連帯性)。
一方、交通費や材料費など実費弁償にかかるもの以外にいわゆる「報酬」というものはありません。しかしながら、人との新たな出会いや発見、感動、感謝、喜びなど金銭では決して得られないものと遭遇することでしょう(無償性)。
そしてボランティア活動を通じて、今社会で何が求められているかを考える絶好の機会となり、これが明るく豊かな社会を築いていく原動力となります(先駆性・創造性)。
ボランティアセンターの役割は?
ボランティアに関する相談・情報提供
ボランティアセンターでは、ボランティアとして活動したい人に活動先や活動グループの紹介などの相談・情報提供をします。また、ボランティアを求める人やグループにボランティアを紹介しています。
このように「ボランティアとして活動したい」という要望と「ボランティアを求める」という要望を可能な限り満たすようにしています。
ボランティア活動の支援
ボランティアのネットワーク化、ボランティア活動や福祉に関する書籍・資料の整備、ボランティア 保険の受付、そして各種助成金の案内などによりボランティア活動を支援します。
ボランティアの養成・研修
ボランティア育成のための入門講座や技術講習などの各種講座研修を開催しています。
ボランティア活動の広報・啓発
ボランティアグループやその活動の紹介と参加の呼びかけを行います。
福祉器材の貸し出し
車いすやアイマスク、高齢者疑似体験用具など福祉教育に必要な器材を貸し出します。
兵庫県ボランティア市民活動災害共済
ボランティア活動中に万が一の事故等に備えていただくための共済・保険の制度です。「ひょうごボ ランタリープラザ」が行っていますが、申し込み受付は各市町村社会福祉協議会(灘区の場合は、灘区ボランティアセンター=灘区役所6階)で行っております。
共済・保険の種類は活動される内容によって異なります。
- 兵庫県ボランティア・市民活動災害共済
- 兵庫県ボランティア活動等行事用保険
- 兵庫県移送サービス交通傷害保険
これらの保険については兵庫県社会福祉協議会ボランティア・市民活動災害共済をご覧ください。