お知らせ
【灘区つどいの場"なだの寺小屋"を訪問してきました!】
大石北町の善立寺で開催されている つどいの場【なだの寺小屋】に訪問してきました。
なだの寺小屋では、寺小屋の名称のとおり、仲間と楽しみながらの「学び」の機会が多くあります。
会場である善立寺の住職さんによる「なるほ~どの(仏教の)豆知識」で始まり、紙芝居や音楽、体操、または講師を招いてのためになるお話など、毎回多彩なプログラムが組まれているそうです。
訪問したこの日は、「人に教えたくなる植物のお話」のお題でグリーンアドバイザー園芸ソムリエの方がお話をされました。(5月の予定が緊急事態宣言に伴い、延期になり今回開催)
住職の豆知識では、時には笑い声もあがりながら、皆さん熱心にメモを取っておられました。
続いて、「人に教えたくなる植物のお話」では、会場のお寺にちなんで、「蓮華」(ハスと睡蓮の総称)からハスと睡蓮の見分け方、神戸市の市花であるアジサイのこと(六甲山で見つかったアジサイ、日本原産のアジサイについて )・・・
本当に、人に教えたくなるお話がいっぱいでした。
最後は、ソーシャルディスタンスを保ちながら、参加者全員が自己紹介と今日の感想を共有します。皆さんの発言に絶妙な合いの手をいれてくださり、場を盛り上げてくれるスタッフの方がおられるので、皆さん、笑顔で楽しそうに感想を言われていました。
今はコロナウィルスの感染拡大防止の観点から、どうしても気持ちも落ち込みがち、会話のキャッチボールができなくても、工夫をしながら話をする、話を聴くことができることで、仲間と集まれる、学ぶ機会がある、何より、みんなで笑って楽しい時間を過ごすことができることを「なだの寺小屋」の訪問を通して、私自身も感じました。
お寺での高齢者のつどいの場を始めるにあたってスタッフの方と会場を提供されている住職にお話しを伺いました。
代表の方は、ご夫婦でお寺近くの公園でラジオ体操をお仲間とされているのですが、住職に高齢者の方が集まれる機会を作れたら...と相談されたところ、住職は以前から地域にもっと貢献したいと思っておられ、お寺を使っていただけるよう提案したそうです。とんとん拍子に話が進みましたが、新型コロナウィルスの影響を受け、令和2年9月から、この場所でのつどいの場をはじめられたそうです。
場所を提供されているお寺の住職は、地域にお寺を開放したいと考えている寺院は多いと思う。そのなかでこうやって活動してくださる方々がおられるので、場所を提供することができて、自分もうれしい。活動してくれている方々がいるからこそ、こうやって、話ができる...と話されていました。